良い大学

e0137022_2301284.jpg今回もNHKの番組。

ハーバード白熱教室」というのを初めて見た。

私が見たのは再放送のようで、「動機と結果 どちらが大切?」という講義だった。

後半の一部だけみたのだが、カントの哲学を通して、我々の行動は道徳的に正しいかということを検証する方法についてのレクチャーだったが、スピードが速くてついていくのが大変だった。

殺人や自殺がなぜいけないのかというと、人を殺す場合、そこには何かの目的があり、何らかの利益をえるために殺人をおこなうわけだが、つまりそれは、殺人という行為自体が、自分の利益を得るための手段として使われているから、これは道徳的ではないというのだ。

人には尊厳というものがあり、この行為はその尊厳を無視していることになる。

j自殺もまた然りで、何らかの利益をえるために、手段として尊厳ある自分を殺すということは、殺人と同じことになる。

この説明自体は難しかったが、質問した学生の例がその対比となってわかりやすかった。

例えば、試験で良い成績を取るという利益目的のために、先生を手段として利用したり、スーパーで買い物をするときに、商品を得るという利益のために、店員を手段として利用する。

これもカントの言うところの、人を目的のための手段に使ってはならないということにあてはまるのではないかというのだ。

先生の答えは明確だ。

テストのための先生にしろ、ショッピングのための店員にしろ、確かに手段にすぎないが、その尊厳をうばってはいない。故にカントの哲学ルールには反しないというのだ。

なるほど。

非常におもしろい授業だった。

ハーバード大学の講義らしいが、やはり良い大学にや良い先生がいて、すばらしい授業が行われている。

こんな授業、受けられる機会があったら是非受けてみたい。
[PR]
by mountaineer_d | 2010-05-16 02:34 | 哲学思想

あなたをとのさま気分にさせる
by mountaineer_d
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
このブログに関すること
映画
音楽
スポーツ/アウトドア
生活
こころ
哲学思想
健康医療福祉
電化製品/ICT
グッズ/インテリア

How-to
エンタメ
社会
つぶやき

ファン

ブログジャンル

画像一覧

イラスト:まるめな