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眼球をいただく

e0137022_0501038.jpg角膜移植とは、提供者の角膜だけをぺろっと剥離して、それを保存しておいて移植するものだと軽く思っていたら、なんと眼球ごと摘出するらしい。アイバンクのウェブサイトによれば、摘出後は義眼を入れるとある。

臓器移植法改正後、初の親族間での優先的な角膜移植が行われたというニュースで知って驚いた。

恥ずべきことだが、このことを私は生まれて数十年知らなかった。

なぜ恥ずべきかというと、私は出生後間もなく角膜移植を受けていたからだ。

亡くなられた直後に、眼球を摘出されるということに対するご遺族の心情や、それどころかそうした周りの方々の存在すら考えたことがなかった。

恥ずべきことであると同時に、今更かもしれないが、心から感謝を申し上げたい。

高い精神をお持ちのご本人と、それをご理解されご協力くださったご家族や関係者の方がいて、初めて私の目に角膜は移植されたのだ。

私の場合、移植後も物を判別することはできないが、光は感じることができるし、視野として車の接近などに気がついて助かったことは数知れない。

そのような視力であるため、眼球を自分で動かすことはできず、精神的に落ち込み気味だったりすると、つい目の位置が気になって、閉じ気味になったりする。

しかし今日からは、思いっきり目を開いていこうと思った。

この目は、尊敬すべき方々からいただいた、自慢の目なのだ。
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by mountaineer_d | 2010-05-24 00:54 | 健康医療福祉

霊山が見守る町

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どこまでも広がる水田の向こうには、この町をいにしえより見守る霊山弥彦山がある。

e0137022_22112480.jpgその昔、弥彦神社に祀られている伊夜比古神は、寺泊町の浦に上陸し、越後の人々に、漁の仕方や塩の作り方、稲作や養蚕の技術を教えたらしい。

面白いことに、石油の神様でもある。
境内には、日本最古の石油精製装置が奉納されている。

時間がゆっくりと流れる町にしばし滞在し、神と自然と歴史の息吹を、胸いっぱいに吸い込んできた。

e0137022_2212041.jpg秋には金色の海に、弥彦山が浮かぶ光景が見られるのだろう。
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by mountaineer_d | 2010-05-21 22:17 |

良い大学

e0137022_2301284.jpg今回もNHKの番組。

ハーバード白熱教室」というのを初めて見た。

私が見たのは再放送のようで、「動機と結果 どちらが大切?」という講義だった。

後半の一部だけみたのだが、カントの哲学を通して、我々の行動は道徳的に正しいかということを検証する方法についてのレクチャーだったが、スピードが速くてついていくのが大変だった。

殺人や自殺がなぜいけないのかというと、人を殺す場合、そこには何かの目的があり、何らかの利益をえるために殺人をおこなうわけだが、つまりそれは、殺人という行為自体が、自分の利益を得るための手段として使われているから、これは道徳的ではないというのだ。

人には尊厳というものがあり、この行為はその尊厳を無視していることになる。

j自殺もまた然りで、何らかの利益をえるために、手段として尊厳ある自分を殺すということは、殺人と同じことになる。

この説明自体は難しかったが、質問した学生の例がその対比となってわかりやすかった。

例えば、試験で良い成績を取るという利益目的のために、先生を手段として利用したり、スーパーで買い物をするときに、商品を得るという利益のために、店員を手段として利用する。

これもカントの言うところの、人を目的のための手段に使ってはならないということにあてはまるのではないかというのだ。

先生の答えは明確だ。

テストのための先生にしろ、ショッピングのための店員にしろ、確かに手段にすぎないが、その尊厳をうばってはいない。故にカントの哲学ルールには反しないというのだ。

なるほど。

非常におもしろい授業だった。

ハーバード大学の講義らしいが、やはり良い大学にや良い先生がいて、すばらしい授業が行われている。

こんな授業、受けられる機会があったら是非受けてみたい。
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by mountaineer_d | 2010-05-16 02:34 | 哲学思想

おしゃれで苦難を乗り越える

e0137022_2238478.jpg 「ファッションはアイデンティティーの攪乱」

 こう話したのは、田中理恵子さん(東京工業大学世界文明センターフェロー/社会学)。
 NHK「クローズアップ現代『大人も”かわいい!”』」(2010年05月13日放送)で述べた。

 もしかすると、この分野の学術の世界などでは、一般的な言葉なのかもしれない。
 しかし、これは名言だと思った。

 アイデンティティーという言葉は、「独自性」を意味する。
 従って本来、「ーを見いだす」とか「ーが失われる」といったように、個を強調する代名詞に使われる。

 それに「攪乱」という言葉を組み合わせたのは、言葉のマジックだ。

 例えば、チャラオくんを色白にし、黒髪にし、スーツを着せて、メガネでもかけさせれば、一瞬にして好青年に早変わりする。

 ガングロ金髪のヤマンバ女子高生も、色白黒髪にして、シックなドレスとアクセサリーで着飾れば、あっという間にお嬢様。

 つまりファッションというものは、どんなアイデンティティーの持ち主であっても、そのプロデュースのしかた一つで、攪乱してしまうことができるのだ。

 また、キャスターの国谷さんからの、「こうしたファッションは現実からの逃避ではないか」という趣旨の質問に対しては、「むしろ現実を楽しく乗り越えるための手段」というような返答をしていて、これまたすばらしい発言だと思った。

 つまり、例えば何らかの苦を背負っている人がいるとして、この人がボロボロの格好でがんばって生きているのと、カワイイ服を着て取り組んでいるのと、どちらか本人にとって良いかと言えば、当然苦境ながらもおしゃれを楽しみながら取り組んだ方が、より困難を克服しやすいと思われるのである。

 ファッションにとどまらず、苦難な時こそ、ちょっとした贅沢や気分の良いことをするよう心がければ、どちらにしろ同じ環境下なのだから、少しでも楽しくしたほうが、乗り越えやすくなるのではないだろうか。
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by mountaineer_d | 2010-05-13 22:47 | こころ

NHKのためしてガッテン「脳元気!ラクラク速読術」はすごい

e0137022_9423272.jpg本当に約2倍の速度で読めるようになった。

NHKの「ためしてガッテン『脳元気!ラクラク速読術』」(2010年04月07日放送)はすごい。

1日10分程度の新聞を使う方法で、10日で読む速度が約2倍になるという。

まさかと思い試してみたら、本当に約2倍になった。



私は強度近視な上、視野が非常に狭く、またあちこち視野が欠けているため、文章を読もうとすると文字が欠落したり、どこを読んでいるのかわからなくなったりする。

計測してみると、だいたい一般的な人の3~10倍ぐらい読むのに時間がかかる。
ものによって大きく異なるので、かなり幅がある。(文字の大きさや書体、紙の色や質、明るさなど)

「もし人の3~10倍かかるところを1.5~5倍にできたなら...」

日経新聞を使って、番組と番組サイトに補足的に書いてあった方法で試してみた。

そして早くも2日目には効果が!

4日目以降は明らかに読む速度が速くなっている。

新聞のコラムは、一般的には約1分で読めるらしい。

私は3分30秒だった。まあ私としては速いほうではある。

  3分30秒
  2分22秒
  3分34秒
  2分15秒
  2分10秒
  2分00秒
  2分00秒
  1分50秒
  2分15秒
  1分55秒
  1分55秒
  1分53秒
  1分36秒
  1分43秒
  1分42秒
  1分44秒
  1分53秒
  1分47秒
  1分37秒
  2分06秒
  1分35秒
  1分39秒
  2分32秒
  1分40秒
  1分51秒


コラムの内容にもよるので、私が苦手とする話題のときには遅くなってしまうが、まあ明らかに全体的に速くなっていることは、このデータからみていただけるだろう。

同時に、「10日で2倍」という通り、これ以上の壁は越えられないようだ。

実はこの実験成果だが、速く読めるようになっただけにはとどまらなかった。

奇跡的なことが色々と起きたのだ。

しかしそれは、このブログで紹介するのはモッタイナイので、別の場所で機会があれば記そうと思う。

とにかく、番組の方法は、人によるとしても、2倍とは言わなくとも、確実に速くなる。

もっとも、もともと速読的に読んでいる人や、速読術を会得した人は、あまり効果がないと思われる。
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by mountaineer_d | 2010-05-13 10:19 | How-to

さらば愛用の家電

e0137022_13122620.jpg「今日は牛乳たっぷりのコーヒーにしよう。」

一口も飲んでいないマグカップのコーヒーを、昨日の朝、思いっきり様々な電化製品が密集する地帯でひっくりかえした。

携帯電話、リモコン、プリンター、PSX、USBケーブル、まとめてあるケーブルの束、それをとめているマジックテープ、各種ACアダプター、大量の牛乳リッチなコーヒーが、あらゆる隙間にはいりっこみ、内部に侵入した。

2~3時間かけて清掃するも、牛乳の臭いがとれない。

そして、この災害の犠牲者は2名。

十数年愛用してきた、Victor RM-A40という汎用薄型テレビリモコンと、薄型携帯電話。

いずれも薄かったため、コーヒーの海深くに沈んだ。

汎用リモコンといえば、大きい物が多いが、このカードサイズ並みのリモコンは、十数年前一時流行ったが、その後はみかけない。

もう手に入らないのかと思うと残念。

携帯は仕事上即必要なため、すぐに買いにいった。

欲しい機種がないのに買い換えなければならなかったが、いじっているうちにだんだん愛着がわいてきた。

しかし、24時間以上たった今も、牛乳の臭いは消えない。
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by mountaineer_d | 2010-05-12 13:28 | 電化製品/ICT

やっぱり本家?マインドマップ作成ツール

e0137022_024225.jpgマインドマップは、脳を刺激することが特徴のひとつなので、手書きのほうが好ましいと思われる。

しかし、パソコンを利用すれば手軽で素早く描くこともできる。

最初は、フリーソフトのFreeMindを利用していた。

これは優秀なソフトで、とても操作性が良い。見やすいマップがどんどん自動的にレイアウトされ、こちらはただ思いついたことを入力していけば良い。

e0137022_034283.jpgところが、マインドマップの考案者であるトニー・ブザンが監修するソフトのiMindMapを使ってみたところ、操作性は劣るものの、視覚的に脳を刺激するマインドマップが生成されるようになっていた。

そのため、同じテーマでマインドマップを描いたなら、iMindMapを使った人のほうが良い結果を得られると思う。

それを強く感じたのは、2、3日iMindMapを使用した後、FreeMindで作成したマップを見なおしたら、何が描いてあるのか、ぱっとみただけでは把握できないぐらい理解しにくいものになっていた。

それぐらい、iMindMapで作成するマップは、とても見やすいものが作れるのだ。

トニー・ブザンは、著書「ザ・マインドマップ」の中で、マインドマップの描き方のルールを記している。

FreeMindだけでなく、多くのマインドマップ作成ツールで作成されるマインドマップは、単に放射図と階層図をまねているだけで、肝心の脳を刺激するためのルールがかなり省略されていることが多い。

そのため、比較するとこれだけ大きな差異が生じるだろう。
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by mountaineer_d | 2010-05-12 00:08 | How-to

今更ながらマインドマップ

e0137022_8433214.jpg


今更かもしれませんが、マインドマップ(MindMap)に感激しています。

万能とは言いませんが、この思考ツールの持つ力は計り知れません。

マインドマップについて、改めてここで解説する必要はないと思われますが、ご存じないかたは、是非マインドマップについて調べてください。

冒頭のマインドマップは、ミニマインドマップで、最もシンプルなものに毛が生えたようなマップです。実際には、右上のブランチ(枝)のように、どんどん枝分かれしていきます。このマインドマップは、私が今までタスクリスト形式で記述しながら思考してきた方法と比較したときに、マインドマップってすごいなあと思ったものを描いたものです。

初めてのかたは、図を見ただけではピンとこないかもしれません。マインドマップは自分で描いてみて、初めてその力に驚かされます。

マインドマップの本は色々でていますが、マインドマップの考案者が記した「ザ・マインドマップ」(ダイヤモンド社)をお奨めします。

ちょっと厚めのハードカバーなので、面倒と感じられるかもしれません。

そんなかたは、第2部~第4部だけ読めば十分かもしれません。

これより前は導入部なので、2~4部を読んで気になったら第1部に戻れば良いでしょう。

また第5部からはケーススタディー形式のようになっているので、必要なところだけ読めば良いでしょう。

ユーモアもまじえながら、わかりやすく読みやすい文体で書かれています。




マインドマップは、ただの情報整理ツールではなく、脳を刺激する仕組みなっているところが大きな特徴です。

そのため、著者は手書きでマインドマップを描くことを奨めたい雰囲気ですが、自身が監修したソフトウェアも発売されており、日本語版も国内で販売されています。

「Buzan's iMindMap Ver.4」は、パッケージ版もダウンロード版もあり、製品グレードも用途に合わせて3種類から選べます。Windows 7やMacにも対応しています。

他にも、マインドマップを描くソフトは色々あり、フリーソフトやウェブアプリなどもあります。

Wikipediaにまとめられているようなので、そちらをご参考になられると良いかもしれません。
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by mountaineer_d | 2010-05-10 01:01 | How-to

ノイズキャンセラー

数年ぶりの書き込みはこの話題。


騒音から逃れたいと思い、ノイズキャンセラーを探した。

調べて買ったのは、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンMDR-NC300D

一番優秀なのは、言わずとしれたBOSEのQuietComfortで、市場にも最も多く出回ってるとのことだったが、

1.イヤーレシーバータイプであること
2.少しでも廉価であること
3.ヨドバシカメラで売っていること(ポイントが欲しい)

という観点から、イヤホンタイプとしては、最も優秀と思われたこの製品にした。

お店で試したときは、まあこんなものかと思い、価格も高かったので、かなり思い切って購入したのだが、実際に利用してびっくり!

まず地下鉄

信じられないぐらい静か!

地上の電車も静かで、普段人は、こんなにもうるさいところにいるのかと思った。

子どもが集団で大騒ぎしているようなところでもかなり静か

しかし、人の声や高音はひろうので、完全に無音というわけではないが十分軽減できる。

例えば電車内では、電車の音がうるさくて、車掌さんのアナウンスが聞こえにくい状況では、アナウンスだけがクリアーに聞こえるといった感じ。

ただし、欠点もある。

まず、音楽をある程度の音質で聴きたいと考えられているかたは注意されたい。

このノイズキャンセラーを通すと、音はかなり悪くなる。

こもったような音になるだけでなく、計測したわけではないが、ある帯域の周波数の音はかなりカットされているものと思われる。

iPodとの組み合わせでは、Podcastを聴くなら良いが、音楽は厳しかった。

もっとも、地下鉄などの騒音下で聴く分には、元々音質の追求などあまり期待できないので、まあ許せるという人は許せるかもしれない。

もうひとつは、これはソニーに問い合わせてみたいのだが、人体への影響が気になる。

しばらく使用していると気分が悪くなってくる。

1時間ほど利用すると、頭痛がしてきてしまった。

これは、何人かの知人に試してもらったのだが、みな数分試しただけなので頭痛というのはなかったが、気分は悪くなっていた。

慣れてくると、1時間程度の使用なら、頭痛は起きなくなり、気持ち悪くなる症状もほとんどでなくなった。

しかし、私の場合は1時間が利用の限界。

もっとも、ノイズキャンセラーで静音環境を作るだけでなく、音楽を流していると、この体調不良はかなり軽減される。

お店で試すのと実際にある程度使うのでは感覚が異なるので、この点もあわせて試していただきたい。

とはいっても、頭痛はなれてきたらしなくなったので、一応私のなかでは、自慢の一品になっている。

電車に乗るときにノイズキャンセラーを使用していると、プライベート空間を実現できるためか、目的地までの到着時間が短く感じられる。
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by mountaineer_d | 2010-05-06 16:04 | 電化製品/ICT

あなたをとのさま気分にさせる
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