facebookは日本でも普及するか
facebookを始めてみた。
twitterもblogもmixiも活用しきっていないのに、これ以上増やしてどうする…。
でも、やってみたいじゃないですか。
さて、使ってみた感想は…。
●ホンネとタテマエ文化の限界
facebookは本名&顔写真公開が基本。さらに、出身校などの学歴や勤務先などの情報も公開して利用することを求めている。実際、これをしなければ、facebookの特性を活かせない。
これが、本音と建て前文化の日本には合わず、mixiのように匿名性の高いSNSが日本では普及した。
しかし、なぜ今日本でもfacebookが注目され始めたのか。
●リアルとバーチャルの融合
おそらくこれは、ネットのバーチャル世界が現実のリアル世界(言い方が変だが)と、どんどん融合している証拠ではないかと思う。
本音と建て前方式だと、言いたいことは言えてとても便利だが、ネットでの活動量や情報量が増えるに従って、これを現実界で活用しづらいという問題が発生する。
分かりやすいのが就職活動や、個人を売り込む必要のあるビジネスといった例。
これらの活動は、自分をより知ってもらう必要がある活動だが、その活動を広範囲にできれば尚良い。
facebookはこうした活動にもってこいなのだ。公開する情報はコントロールできるので、ネット上での名刺や簡易履歴書代わりとして活用することができる。
●facebook側の準備が不十分
一応日本語対応はしているが、全てではない。
ヘルプ機能も貧弱でわかりにくい。
出身地や居住地を公開したくても、例えば東京だと6市区ぐらいしか入力できない。
大学や高校の卒業年を入力しても、ユーザーが少なすぎて知り合い検索はまだあまり役に立たない。
コミュニティーとなる「グループ」や「ファンページ」などは、ほとんどが英語で日本語のものは皆無に等しい。
●日本では敷居が高い?
そもそも、日本人が英語でやりとりしているシーンを多く見かける。
これは、facebookは世界標準のSNSと言って良いので、留学経験者や海外とのやりとりをする人々が、facebookを活用しているからだろう。
よって、昔から使っている人々は、自ずと学歴が高かったり、社会的地位が高かったりする。
一方、日本語で参戦している人々もいる。しかし今度は、なんと匿名だったり写真を自分とは分からない写真にしていたりして、これではmixiと変わらない。
幅広い層が使い始めるには、facebookのアメブロ作戦が重要となるのではないかと私は思う。
●普及のカギはアメブロ
アメブロは、当初からせっせと有名人を引き込み、ブログ事業で大成功を収めた。
アメブロの評価すべき点は、ブログがまだそれほど普及していない時点から、こうした活動をしたことで、日本人にブログ自体を広めたという点だと思う。
facebookは、twitterとブログの間で、且つ、mixiの要素も持っている。
使ってみれば分かるが、かなり便利なSNS。
facebookは今後、いかにアメブロのように、有名人や大企業、人気ブランドなどを誘致できるかに、その成功の如何がかかっていると私は思う。
twitterもblogもmixiも活用しきっていないのに、これ以上増やしてどうする…。
でも、やってみたいじゃないですか。
さて、使ってみた感想は…。
●ホンネとタテマエ文化の限界
facebookは本名&顔写真公開が基本。さらに、出身校などの学歴や勤務先などの情報も公開して利用することを求めている。実際、これをしなければ、facebookの特性を活かせない。
これが、本音と建て前文化の日本には合わず、mixiのように匿名性の高いSNSが日本では普及した。
しかし、なぜ今日本でもfacebookが注目され始めたのか。
●リアルとバーチャルの融合
おそらくこれは、ネットのバーチャル世界が現実のリアル世界(言い方が変だが)と、どんどん融合している証拠ではないかと思う。
本音と建て前方式だと、言いたいことは言えてとても便利だが、ネットでの活動量や情報量が増えるに従って、これを現実界で活用しづらいという問題が発生する。
分かりやすいのが就職活動や、個人を売り込む必要のあるビジネスといった例。
これらの活動は、自分をより知ってもらう必要がある活動だが、その活動を広範囲にできれば尚良い。
facebookはこうした活動にもってこいなのだ。公開する情報はコントロールできるので、ネット上での名刺や簡易履歴書代わりとして活用することができる。
●facebook側の準備が不十分
一応日本語対応はしているが、全てではない。
ヘルプ機能も貧弱でわかりにくい。
出身地や居住地を公開したくても、例えば東京だと6市区ぐらいしか入力できない。
大学や高校の卒業年を入力しても、ユーザーが少なすぎて知り合い検索はまだあまり役に立たない。
コミュニティーとなる「グループ」や「ファンページ」などは、ほとんどが英語で日本語のものは皆無に等しい。
●日本では敷居が高い?
そもそも、日本人が英語でやりとりしているシーンを多く見かける。
これは、facebookは世界標準のSNSと言って良いので、留学経験者や海外とのやりとりをする人々が、facebookを活用しているからだろう。
よって、昔から使っている人々は、自ずと学歴が高かったり、社会的地位が高かったりする。
一方、日本語で参戦している人々もいる。しかし今度は、なんと匿名だったり写真を自分とは分からない写真にしていたりして、これではmixiと変わらない。
幅広い層が使い始めるには、facebookのアメブロ作戦が重要となるのではないかと私は思う。
●普及のカギはアメブロ
アメブロは、当初からせっせと有名人を引き込み、ブログ事業で大成功を収めた。
アメブロの評価すべき点は、ブログがまだそれほど普及していない時点から、こうした活動をしたことで、日本人にブログ自体を広めたという点だと思う。
facebookは、twitterとブログの間で、且つ、mixiの要素も持っている。
使ってみれば分かるが、かなり便利なSNS。
facebookは今後、いかにアメブロのように、有名人や大企業、人気ブランドなどを誘致できるかに、その成功の如何がかかっていると私は思う。
by mountaineer_d
| 2011-02-09 15:32
| 電化製品/ICT